吉田料理教室のこだわり

 小さい頃より、母の手作り料理やおやつに、温もりや深い愛を感じて育ちました。また、一緒に  作った時の経験は今の自分の礎になっています。故郷を遠く離れ大人となった今でも、大きな精神的支えとなっています。

自分を温かく見守ってくれる人、育ててくれる人がいるということは、生きる上で大きな励ましと 原動力となります。母親となって子育てしていく中で、母から受け継いだ食を通しての愛情は子どもたちへとバトンタッチできたと実感しています。私は、子どもは親一人で育てるのではなく、その背景にいる多くの方々によって育ててもらうものだと考えています。まさしく、「子は社会の宝物、社会全体で育んでいくもの」なのです。

 

子育て中、子どもや友達と一緒に手作りおやつや料理(並べて炊くごはん等)を大切にしてきました。また、PTAバザーでは、賛同してくださる人たちと一緒に、子どもたちがおこずかいで買えるクッキーを 作って販売したり、子ども会のクリスマス会などでのプレゼントに食育活動を実践してきました。その他、2011年3月11日の地震の後、テレビで映し出される子どもたちを見ていて自分にも何かできないだろうかという強い衝動にかられ、同じ志の方々を集めて「一枚の手作りクッキー運動」を始めました。「あなたは決して一人ではない。どこかであなたを見守ってくれている人がいる」という思いを込めて・・・。
食を通して、人と人との絆( きずな)を確かにしていくことが出来たら・・・吉田料理教室の原点はそこから始まっています。

 

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